フルモデルチェンジ版・ホンダ新型BR-Vがインドネシアで世界初公開!N7Xコンセプトからほぼ変わらない力強い顔つき、そしてアグレッシブに進化【動画有】

N7Xコンセプトの正体はFMC版・新型BR-Vだった

さてさて、インドネシア市場向けとして新たに発表・発売予定としていた新型N7Xコンセプト(Honda New N7X Concept)の量産仕様ですが、遂に2021年9月21日18時(日本時間)に世界初公開されました。

▽▼▽関連記事▽▼▽

量産仕様の正体は、既にインドネシア市場でも販売されていたBR-Vのフルモデルチェンジ版で、その見た目はN7Xのキープコンセプトスタイル。

ボディスタイルとしては現地ではMPV扱いになるとのことですが、見た目としては3列7人乗り仕様のSUVで非常にカッコ良くまとまっています。

早速新型BR-Vの内外装デザインやグレード別主要装備、そして現地での価格帯をチェックしていきたいと思います。


新型BR-Vのエクステリアをチェックしていこう

早速ホンダ新型BR-Vのエクステリアをチェックしていきましょう。

N7Xコンセプトから大きな変更は無く、キープコンセプト且つ力強い顔つきにまとめられたSUVスタイルで、タフな見た目とMPVらしい車内での快適性と機能性、そして燃費を上手く両立した理想的な一台に仕上げられているとのこと。

そしてホンダのMPVモデルとしては初となるHonda SENSINGやHonda LaneWatch、リモートエンジンスタート機能、スマートエントリーシステムといった機能も上位グレードのみに標準装備するなど、一気に質感と先進性を高めてきました。

改めて新型BR-Vのエクステリアを見ていくと、先代BR-Vの面影はほとんど無く、ダイナミックなボディシェイプを表現し、フロントからリヤにかけてのボディラインが上手く調和しています。

フロントマスクは、メッキ調加飾を上手く活用することで高級SUVのようにアグレッシブでスポーティに仕上げられ、水平基調のフロントグリルとLEDデイタイムランニングライトを搭載したLEDヘッドランプを組み合わせることで統一感を持たせていますね。

足もとには力強さを感じられる17インチアルミホイールが装着され、無塗装ブラックのフロント・リヤフェンダーモールを装着することによりオフロード感を強調させています。

そしてこちらはリヤビュー。

リヤテールランプは、セダン/ハッチバックスタイルの新型シティ(New City)のようなU字型LEDテールランプを採用することでワイド感を演出し、リヤロアバンパーには無塗装ブラックのクラッディングとシルバーのスキッドプレート装着でオフロードっぽさを演出しています。

残念ながらフロント・リヤウィンカーは非LED(豆球)

ちなみにフロント・リヤウィンカーは、残念ながら非LED(豆球)とのことで、この点はコストカットが目的なのかもしれませんね。

新型BR-Vのインテリアもチェックしていこう

続いて新型BR-Vのインテリアをチェックしていきましょう。

基本的にはブラック基調でシンプルなレイアウトですが、金属調のオーナメントパネルや合成皮革などを上手く活用することでチープさを無くしているところはグッド。

なおホンダインドネシアによると、1列目コンソールアームレスト/2列目シートアームレストを標準装備することで、ドライバーと乗客に快適で広々としたスペースを提供するようなレイアウトにするにはかなり苦労したとのこと。

そしてメーター類を見ていくと、4.2インチTFTマルチカラーディスプレイとアナログメーターが採用され、その隣のナビゲーションディスプレイは7インチを搭載。

上位グレードになると、ナビゲーションディスプレイにはAndroid Auto/Apple CarPlayなどの統合が可能で、使い勝手も大幅に向上しています。

エンジンは1.5リッターガソリンのみ

ちなみに新型BR-Vのパワートレインは、過去のリーク情報の通り排気量1.5L 直列4気筒i-VTECエンジンを搭載し、最高出力121ps/4,300pm、最大トルク145Nmを発揮し、トランスミッションはMT/CVTの両方をラインナップ。

新型BR-Vのグレード別主要装備やボディカラー、現地価格帯は以下の次のページにてチェック!